大会3日目はひょんなコトで急遽,ゴムボート"グランパス"のドライバーを任されました.
 が,「一人でボートの操縦とマーク打ち?それに無線交信?オレカメラマン専任のはずや,免許証も持ってきてへんガャ.これがムチャクチャじゃなぁてなんやねん
 で,海上へ出てから本部艇"朝風"より「要員を一人寄こす」ということで,巨漢の吉岡敬チャンが乗り移ってきました.
 ところが,敬チャンも「ン?ゴムボート?初めて」.「な〜んや,シロートコンビか,まぁなんとかなるやろぅ.---本部艇,本部艇,こちら,びしゅ・・違った,これってコールはなんだっけ」(ホンマ,大丈夫かぃなぁ).
そして,本部艇から「燃料が残り少ないのであまり走り回らないように」との注意も.(ま,これは当方の好き勝手な海上暴走行為を抑えるための単なるおどしと聞き流していたのですが・・・)

トラブルその1=ペラにロープが・・・
 第5レースのフィニッシュライン設定のため,アウターマーク引き上げ中にロープをペラに巻き付かせてしまいました.瞬間,"美州"のペラトラブルが頭に浮かび,「ウ潜らなあかん」.But,「アァ,これ船外機やからチルトアップすればえぇんや」
 ところが,チルトレバーの位置もわからず本部艇に尋ねると「電動のボタンが右手にある」,---「あった,あった」.しかし,アンカーに引っ張られているため途中から上がりません.
 この間,先頭艇がフィニッシュするまでに時間がないということで本部艇から矢継ぎばやに指示が飛んできて敬チャンはその応答に追われ,小生は船外機を上げるのに四苦八苦.
 やっと,チルトアップしてグルグル巻きに絡んだロープをほどいて,「こちらグランパス,復旧しました〜」.
 なんとか先頭艇のフィニッシュに間に合いました.「ホッ!
 一段落したとこで,本部艇から「マークはバウから上げること,マーク上げ下げの際はギヤをニュートラルにすること」と指導のぉ言葉が.---「わかったヨ,うるせぇナ,ワシらだって失敗をもとに修正するくらいのサル知恵はあるんやから.なめたらあかんぜよぅ,なぁ敬チャン」
 この間にも,マーク拾い上げに手間取ったりすると近づいてきた我がチームのレース艇から「ヘタクソ〜」と罵声を浴びせられ,本部艇は「マーク接近のやり方は・・・」などと無線で講義してくれるし,---「たまらんなぁ,ちょっと慣らし運転やったろぅとしてもあまり走るなってとめといてからに.勉強のじゃましながらできが悪いって小言いってるみたいやんか」

トラブルその2=マーク・エア抜け,ペッシャンコ
 第6レーススタート後,サイド第2マークへ向かいました.ところがマークがなかなか見つかりません.「おかしいなぁ,方向間違えるわけないのに」
 「アレあれや,つぶれてらぁ」,マークは空気が抜けたらしく役立たずの状態です.
 本部艇に連絡すると「旗,持ってないか?」.探しましたがフラッグは何も積んでないし,すでに本部艇に取りに戻るだけの時間もなく,代わりになるようなガラのパンツはいているわけないし・・・「こちらグランパス,ど〜にもなりません」.(そういゃ,去年の第6レース"朝風"の上で旗,旗って騒いでたなぁ)
 この問題は,本部艇からの指示を受けたマークボートが上第1マークから全速でぶっ飛んで来て,旗を展開.これにて一件落着.(後,マークを引き上げて調べると空気栓の外れ---あってはならないことでありますが・・・)
レース艇は一時,「第2マークはどこ?」
上位艇には大変ご迷惑をおかけしました.下位の艇にも・・・(前についてけばえぇんやから,などとは申しません)

トラブルその3=エッ! ガス欠?
 エア抜け事件が片付いたのも束の間,敬チャンが今度は「燃料がないっ」と騒ぎ始めました.
 残量を確認しようとタンクを振ったり,給油口から覗いてもよくわかりません.本部艇に連絡すると「あまりないことは確かだからアウターマーク設定後,ただちに帰港せよ」との指示.
 マーク設置中,本部艇からの呼びかけ:「こちら本部艇.グランパス,何かトラブッてますか」.(ちゃんとやってるヨ,そんな呼びかたはにゃぁやろ,トラブルを期待してる野次馬みたいやないか)
 勤めを終えた"グランパス"は最後のフィニッシュシーンを見ることなく,トロトロとハーバーへ戻りました.
  で,第6レースの写真はあまり数がありません.

 ハーバーのポンツーンで回収した第2マークに貯まった水を抜きながら,敬チャン:「まぁ,なんとかこなしたし,いろいろ話のネタができたんじゃない?」.
  「できすぎじゃっ