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鈴木 敏夫
平成13年度の伊勢湾クルージングは、昨年度美州組の悪天候による途中断念の経験を基により安全な航海をするため、例会による勉強会など準備を万全にして9月21日(金)より9月23日(日)の3日間行った。
今回は、参加人員7名ということで「朝風」は無理に出航ぜず、「美州」1艇を使用して航海することになった。乗組員の内訳はオーナーの水野、小島、川浪の3名とクルーの吉岡、知田、佐藤、鈴木の4名であった。
9月21日午後1時半、金山駅に準備の為に5名集まり、佐藤氏の4WDで鬼崎フッシャリーナに向かった。途中スーパーなどで小島氏の献立メモを基に買い出しして3時頃港に着いた。その日の伊勢湾は前線通過後の影響からか前日に続き強風荒波を肌で感じ明日からの航海に不安を残した。その肌寒い天気の中で佐藤氏はペラ磨きを志願して偉かったが、何か*港に落としてがっくりしていた。
* ペラ磨きのヘラョ,あれ微妙なカーブがついて使いやすかったのにナァ,クソッ!
セールセットなど必要な準備をすべて終えた頃には、周りは暗くなり、いよいよ前夜祭かと思いきや肝心な小島料理長が到着していない。実は仕事で遅くなると聞いていたのでメインディッシュはおあずけにフライング宴会をするため急きょ水野料理長代理がゴーヤと卵の炒め物を作り始めた。缶ビールで乾杯して、その料理を食べてみて、けっこう美味しく感じ、ゴーヤのにがみもあまり気にならなかった。
デッキは肌寒く前日の温度が嘘のようで雨もようとなりキャビンに入り宴を続けた午後7時、ちょうどおでんを煮込んで味見をしている頃、小島料理長は到着し、早速前夜祭のメインディッシュにとりかかった。夕食のメニューはチンジャオロース、おでん、タコのチリソース焼き及び焼きそばで、どれもすべて美味しくて明日の朝から来る吉岡クルーにちょっと悪い気がしました。その日は10時頃キャビンで横になりましたが、S君が車で寝たためかどうかわかりませんが、船内は外のマストの鳴る音以外は静かでぐっすり寝れました。
9月22日朝、天候晴、吉岡氏も7時に到着し、乗組員7名全員揃いました。出発前の朝食はハムエッグ、トースト、サラダ、おでんの残り、そしてスープという豪華朝食で腹を満たした後、安全な航海を願いいよいよ出航です。時間として9時5分前に鬼崎港を後にしました。風は北風でランニング帆走でき快適な走りでした。ライフジャケットは安全のため全員身に付け、少し肌寒い中ちょうど防寒衣になりました。

進行方位は中部国際空港の横を通過し野間灯台まで180°で帆走し、内海あたりから190°に変更して鳥羽市の桃取水道に入るまでランニングで快適に帆走した。それからは機走3Gで走り、ちょっと遅い昼食のチャーハン(美味しかった)食べながらイルカ島、答志島を望み、鳥羽港に入港し、さらに坂手島、菅島の間を通り加布良古水道を横断して目的地の生浦湾にようやく入った。今夜の宿屋の「海香」ポンツーンに着岸した頃には、時間は午後3時を過ぎていました。

「海香」は、昨年まで利用していた「銀鱗」とちょうど湾の対岸に位置し、隣のホテル前にはクルーザーを停泊できるハーバーまであり、ちょっとしたクルーザー基地のようなところで、クルーザー愛好家では有名なところらしい。関係ないが女優の山本陽子も以前20年ほど前に泊まったらい。宿のつくりは、釣り宿そうろうだが、値段が「銀鱗」より安いのが魅力で今回の宿泊先に決定した。他の魅力としては、桟橋先に釣りポイントがあるため、停泊できる桟橋がしっかりしており(昨年は板が割れて落ちそうになったとか)、宿も水場・洗い場も桟橋の目の前で、二次会には最適であると感じた。
かたづけを終え、4時半頃には全員が部屋に入った。部屋はけっこう古いが広くて、窓からは湾内が一望できたので、まあ合格の部屋でした。風呂もまあまあでした。
宿の夕食は6時からで、思ったよりすごい料理でびっくりしました。カキの季節には早いせいか伊勢エビづくしで舟盛りのさしみもたくさんあり、最後は食べれるかどうか心配になったほどでした。
部屋に戻ったのは7時過ぎで、まだこれから美州で二次会があるのに、吉岡氏は朝からずっと海上でも調子が悪いせいかすぐに布団に入ってしまいダウンしました。一方、川浪氏は、食べ過ぎでダウン*し、残りの5名で8時半頃、二次会会場であるクルーザーに向かいました。まずは、食前酒のワインで乾杯し、オードブルのフルーツを食べ、待つこと30分ほど、いよいよ小島料理長特製のチャーシュー入りラーメンが登場しました。夕食を食べたばかりなのにチャーシューをはじめすべてがおいしいせいか、全員がいっきに食べほぐしてしまいました。ごちそうさまでした。また、気分がよい中での満天とはいかないまでも星も少しばかり見えて最高でした。さらに夜光虫を見るためにと思い、海に向けてがんばりましたが光は出ませんでした。残念でした。ようやく部屋に戻ったのは9時半で、私はまた風呂に入り、10時には寝ました。
* ダウンでもにゃぁョ,口うるさいカミさんからゴチャゴチャ言われることなく食いまくって大満足デス.
翌日、朝6時には全員が目覚め、散歩などして朝食の7時半まで時間を過ごしました。天気が秋晴れのせいか、みんな元気で、風もひょっとしたら東のような風でいただきと思い、風が北に変わらないうちにと、午前8時半に「海香」を出航しました。
9時半過ぎには桃取の灯台を通過し、機走から帆走に変え、風力も北東の5m以下の風のためにクロスホールド1本のセーリングで本船の航路に向かいました。ビールを飲んだせいか気分は大変良く、今までの中で、一番の天気で景色もよく見え、最高のクルージングだと感じました。途中でわたしは、デッキで優雅に昼寝をしたので進路はわからなくなりましたが、気がついた頃には、北西の風で機走で走っており、なんと空港島の横を走行していました。早いのにびっくりしました。

それから間もなくして、今回最後の食事の昼食が小島料理長より出され、またもや食欲がわきました。メニューは、ウインナー入り焼きそば、チンジャオロース・トマト、ちくわ+キュウリ、カマンベールチーズ+クラッカーとパンですべて食べきりました。小島さんほんとうにごちそうさまでした。
そして午後2時半、船は鬼崎港に無事到着しました。連休の真っ最中のせいか港内は人であふれかえっており活気がありました。隣のタイミングもやはりいませんでした。やっとあとかたずけを終え、午後3時45分には解散いたしました。みなさまお疲れさまでした。
最後に、楽しみにしていた「浦村カキ」の土産が、時期が早いということで出荷がないため、用意できなかったことに、幹事より時期の選定不足のおわびを申し上げます。
鬼崎==>鳥羽
鳥羽==>鬼崎