知田 明
今大会の会場が、山形県西田川郡温海町鼠ヶ関マリーナで行われる為、車で現地に向かうメンバーの内、吉岡さん、川浪さん、有馬さん、佐藤君、私の5人は、前日の8月29日(木)早朝7時に、吉岡さんのエスティマで、集合場所の名古屋駅を出発しました。 すぐ、都市高速に乗り、名神、中央道と乗り継ぎ、多治見I.C.にて水野さんと合流、道中無事故、渋滞のない事を祈りつつ、天気もよかったので、たびたび休憩を取り、山や海の景色を楽しみながら、順調に車を進めました。
日本海東北道の終点、新発田を降り、若干の渋滞はあったが、開催地の鼠ヶ関マリーナに午後4時到着。 このマリーナは、10年前の、べにばな国体に合わせ、その前年に建てられたそうです。 スローブにゴムの滑り止めがついていたり、ボート用の2種類のリフトもよく考えてつくられており、特別広いわけではないが、非常に機能的で使いがってが良さそうでした。 また、何と言っても、海の色が素晴らしい。 透き通るような青、沖のほうはエメラルドグリーンで、名○屋港や、三○湾とは大違い。 この海を見ただけでも来た甲斐があったと思うほどです。
宿泊先の丸一旅館に荷物を置き、一風呂浴びた後、港を散歩していると、地元の漁師が宴会をしており、よく見ると、なぜかそこに半田市役所さんがいしょになって盛り上がっていました。 あいさつもそこそこに、半田市役所さんと入れ替わりに、私たちが、その宴会に加わることになり、地元のおいしい料理と会話で盛り上がりました。 話によると、たまたま漁船のエンジンの載せ換えがあり、テストもうまくいった為、お祝いをしているとの事。 又、その漁船のもやいロープは、蒲郡で作られていて、蒲郡のロープは、とても有名だそうです。 お礼を言った後、旅館にもどりすぐ夕食。 新鮮な魚をはじめ、地元名産のだだちゃ豆(枝豆・だだちゃとは、お父さんの意味)など、たくさんの料理でもてなしてくれました。 夕食後、有馬さん、佐藤君と3人で散歩がてら、ラーメンを食べにいったが、あいにくの定休日、残念。 しかし、雲ひとつもない夜空に、星が無数に輝き、久しぶりに天の川を見ることもできました。 つくづく来てよかったナ・・・・。
翌朝、大会初日、快晴。 艇の抽選、儀装後、町長も出席していただいての開会式。 昼食後、飛行機と鉄道を乗り継いで来られた、小島さん、柴沼さん、鈴木さんの3人が到着。 総勢9名という、大所帯。 意気込みは凄い。
いよいよ第1レース。 私は、吉岡さんのクルーとして、艇に乗りました。 風速7〜8メートル、うねりも少しある状況で、レース・スタート。 後ろの方で、少しでも順位を上げようと努力していたが、最後の最後に、ゴール・マークを見落としてしまい(帆走指示書をよく読んでいないため)、うろうろしてしまった。 クルーとして大失敗、吉岡さん、ごめんなさい。 他の艇にも、私とおなじミスをしたチームがいた様で、次の日から、ブイにオレンジの旗がたてられた。 これでもう見落とす事はないでしょう。
宿に戻り、夕食までの間、みんなで近くの弁天島まで散歩。 そよ風も気持ちよく、高台の上から夕日が沈む景色に見とれていました。 夕食後、佐藤君と夜釣りに出かけました。 私は、普段まったく釣りをしないので、佐藤君に手ほどきを受けながら、いざ、始めたものの、すぐに地球を釣ってしまい挫折。 今夜も満天の星空を堪能することにしました。 その後、小島さん、有馬さん、鈴木さんと合流し、ラーメン屋に直行。 う〜、おなかがいっぱいで苦しい。
2日目、快晴。 きょうは、第2〜4レースが行われる予定で、私は、鈴木さんと第2・3レースに出場することになりました。 風は微風、うねりもなく、まずまずのコンディション。 第2レースのスタート前の練習では、いい感じで走っていて、これはひょっとして中盤争いに参加できるかも、と期待していたが、いざ、スタートをすると、どんどん離されていくではないか。 きっとこの艇は、上りに弱く、下りに強いのだろう、と勝手な解釈をしたものの、現実はそれほど甘くなく、下りに入っても、上り以上に離されてしまった。 特にミスをしている訳でもないのに、原因がわからず、艇のなかは、どんよりと重い空気につつまれ、とても時間が長く感じられた。 結局、ゴール目前に、レース終了となり、リタイヤ扱いとなってしまいました。 惨敗の原因は、レーキの位置がずれていて、引きすぎていたことでした。 又、後になって気がついたのですが、リタイヤについても、レースが帆走指示書に記載されている時間よりも早く終了していた可能性があり、もっと早く気づいて、救済を求めていれば、最下位ながらも、フィニッシュが認められたかもしれません。 まさしく、踏んだり蹴ったりとは、こういう時のことを言うのでしょう。
風がなくなり、レースができないので、昼食をとるため、ハーバーに戻る。艇を陸に揚げ、セールを降ろそうとすると、セールトップにつけていた風船が、マスト上部に引っかかり、セールを降ろすことができない。 四苦八苦してようやく降ろし昼食。 気持ちを入れ替え、第3レースに備え、レーキの調整をして、メインセールを揚げようとしたが、今度は、ワイヤーがローラーに噛んで引っかかり、うまく揚がらない。 他の艇が次々と出艇していくのを尻目に、時間ばかりがすぎる。 ハーバーの人にも手伝っていただいたが、うまくいかず、結局マストを降ろしてローラーを外して直しました。 私たちのせいでスタートが遅れていると思い恐縮しながら、ゴムボートで、レース海面まで、引っ張ってもらうが、海は鏡のようにベタ凪、もちろん無風。 フエーン現象により、カラッとしてはいるものの、37℃近くまで気温は上昇し、海の上ではかなりきつい。 なかには、海に飛び込んだり(ここの海だからできる。三○湾なら、だれも入らないだろう。)、クイズを出し合いながら時間をすごす人もいました。 このままノーレースかと思った頃、ようやく風が吹き出しレース・スタート。 いままで、ず〜〜っといい所がなかったので、もうこれ以上悪くはならないだろう、と前向きに考え、レースに集中することにしました。 スタートはよかったのですが、終盤にシートがカムクリートから外れるミス等を起こし、結果は散々でした。
その日の夜は、マリーナにて、レセプションパーティーが行われ、町長さん、町役場の方々をはじめ、ボランティアで婦人会の皆さんが、おいしい手料理(特に、いか飯がおいしかった)でもてなしてくれたり、小中学生の子供たちが和太鼓を披露してくれるなど、町をあげての歓迎ムード一色でした。 続いて、我が名古屋市役所の「紙飛行機輪くぐりゲーム」を皮切りに、各チームのかくし芸がスタート。 とてもこの紙面では書けないような出し物がでるなど、おおいに盛り上がり、最後は半田市役所のマコちゃんの独演会で最骨頂に達し、幕を下ろしました。
いよいよ最終日。 前日まで台風15号が九州北部にいて、もし日本海を北上してきたなら、海も大荒れになると思っていたが、幸い大陸の方にそれ、まったくのベタ凪になってしまった。 私自身は、陸番だったので、海水浴をして、時間を潰したが、選手の方々は、大変。 雲ひとつない猛暑の中、ずっと風待ち状態となり、3時間以上も我慢くらべ大会が続いた。 本当にご苦労様でした。 結局、時間切れノーレースとなり、大会終了。 名古屋市役所チームの成績は・・・・・・・お知りになりたい方は、別紙の成績表をご覧下さい。
閉会式も無事終わり、飛行機組は帰名。 自動車組はお土産(いかの一夜干しは、保存ができないので断念。クール宅配という手もあったが、送料の方が高いんじゃネェ。 面白いものでは、「からからせんべい」。 せんべいの中におもちゃが入っている。)を購入後、本日の宿泊先である長岡市の国民宿舎・湯元館に直行。 翌日、無事帰名。 お疲れ様でした。
最後に、温海町は、レースの不出来を忘れさせるほど(忘れてはいけないのですが)人々もやさしく、自然もきれいなので、家族旅行でもう一度行きたいと思っています(本当です。但し、ドライバーの交代要員がいればの話ですが)。
P.S. 今回の遠征で、レースの緊張によるストレス太りのためか、単なる食い過ぎのためか、体重が5kgも増えてしまいました。
おわり