−No.9(No.71号)
編集:Y.K.   
 2003/05/19  

『 部報は家族の皆さんにも回覧して、部活動の理解と協力を 』   
  漫画家の手塚治虫の原作では、2003年4月7日に鉄腕アトムが誕生することに
 なっています。原作者自身は既に故人となっており(存命なら74才)、アトムの誕
 生日に立ち合えなかったが、私たちは一応その日を体験できた。残念ながら、十万馬
 力で60ヶ国語を話し、心優しく妹思いの、空飛ぶロボットは未だ現われてはいない
 ようです。二足歩行の人間型ロボットやペット・ロボットは何とかなったが、現代の
 科学技術は天才漫画家の夢を実現させることは、まだできなかったようです。

  1951年、漫画雑誌「少年」に連載され始めたアトムの本当の誕生日の、約20
 年後の1972年(昭和47年)8月16日に、部員16名で、我がヨット部は誕生
 しました。(太平洋戦争前にも名古屋市役所ヨット部があったようですが、詳細は不
 明です。)
  その当時、少年ロボットならぬ「ひよこ」だった当部も、年齢だけは大人になって
 本年1月25日に創部30周年記念パーティを盛大に行ない、新たな年度に入り、新
 たなヨット部の歴史を築き始めようとしています。
  また、創部25周年、30周年と記念すべき節目に2度も立ち合っていただきまし
 た平子部長におかれましては、3月31日付で定年退職されました。公務多忙の中、
 永年ヨット部の活動にご貢献くださいましたことに対して、改めてお礼を申し上げま
 す。

  新しく、山田新部長をお迎えし、新たなスタートの号砲が放たれました。
  それでは、今シーズン開幕前の主な活動報告から。

 【行事報告(平成15年1月〜5月)】

 《ヨット部1月例会》
 開催日時:平成15年1月14日(火)
 開催場所:西庁舎11階会議室
 出席者:川浪、水野、吉岡、加藤、有馬、知田
 概要:主な議題は以下のとおり。
  30周年記念パーティ打ち合せ
  @出欠状況報告、会議室備品レンタル、飲み物について
  A看板、飾花、料理等についての内容検討
  B予算、記念誌CD、記念品について検討
  C今後についての打ち合せ(準備、当日の進行など)
  Dその他(準備の役割分担など)

 《ヨット部1月例会臨時会》
 開催日時:平成15年1月21日(火)
 開催場所:西庁舎11階会議室
 出席者:水野、川浪、鈴木、吉岡、有馬、知田、佐藤
 概要:主な議題は以下のとおり。
  @報告事項(出欠状況、パーティー内容など)
  A検討事項
   ・予算については概略決定
   ・記念誌CDについて:CDラベルの決定、動作チェック、当日のスナップ写真
    の取込み、後日発送とした。
   ・記念品の傘についての準備
   ・当日までの準備及び当日の役割分担確認
   ・受付、クローク、二次会会場について検討

 《創部30周年記念パーティ》
 開催日時:平成15年1月25日(土)午後2時〜
 開催場所:名古屋港ガーデン埠頭のポートビル2階

  当日は快晴、海の見える会場での創部30周年記念パーティーが定刻どおり始まっ
 た。県連の神野会長を始め、各団体代表、愛知県庁、半田市役所、三重県庁、愛知県
 警、さらには遠く、東京都、京都市水道局の各ヨット部からの大勢の来賓をお迎えし
 て、部員やその家族、OBも含め総勢54名が出席した。

  吉岡君の、文字通り腹の座った(?)司会進行で、まずは、平子部長のあいさつ。
 これまでのお礼、レース成績はともかくも役員を多方面に出したり、全国自治体の大
 会には連続出場していること、またホームページの充実など、他にはないユニークな
 面も持つヨット部としての意義、今後の一層のご支援などのお願いなど、ユーモアを
 交えたあいさつがあった。
  神野信郎愛知県ヨット連盟会長による来賓あいさつ、松原名古屋市長の祝電紹介、
 小宮三雄全日本自治体ヨット連盟事務局長の乾杯の音頭とつづき、パーティーに入っ
 た。遠来のお客さまやOBの早瀬前部長、星野さんなども歓談の輪のなかで、久しぶ
 りに旧交を温め、なごやかに宴が進んだ。
  パーティの途中、川津名古屋市ヨット連盟会長、二村名古屋港ヨットクラブ会長、
 早瀬前部長、各ヨット部の皆さんからもお祝いの言葉をいただきました。また、余興
 としてビンゴゲームをしたが、なぜか吉岡一家が数に任せての大攻勢で、賞品をごっ
 そり持っていったのは少し納得がいかなかったが・・・
  楽しい雰囲気で、時間の経つのも忘れるほどでしたが、恒例の半田市役所の「まこ
 ちゃん」の盛り上げの後、しっとりと「琵琶湖周航の歌」を京都市水道局の武市さん
 の音頭で輪になって全員合唱、愛知県警ヨット部の山田さんの音頭での万歳三唱で閉
 会となりました。
  その後30名ほどが、金山近辺で2次会、さらに一部が3次会と、名残を惜しんで
 いました。

    半年ほど前から、準備をしていただいた運営委員の皆さん、手作り看板で
   コスト縮減をした水野運営委員長、記念誌のCD作成に苦労した川浪、鈴木、
   知田、佐藤、会計などで頭を悩ました加藤、有馬、進行管理などで汗をかい
   た吉岡、などなど各運営委員の皆さん、そして当日の受付をしていただいた
   竹内さん、野中さんには心から感謝申し上げます。
 《ヨット部2月例会》
 開催日時:平成15年2月4日(火)
 開催場所:西庁舎11階会議室
 出席者:水野、川浪、鈴木、吉岡、有馬、知田、佐藤
 概要:主な議題は以下のとおり。
  @報告事項(パーティ出席者、会計仮報告)
  A検討事項(記念品送付先確認、二次会会計報告、その他)

 《ヨット部3月例会》
 開催日時:平成15年3月11日(火)
 開催場所:西庁舎11階会議室
 出席者:水野、川浪、吉岡、加藤、有馬、佐藤、小島
 概要:主な議題は以下のとおり。
  @報告事項(会計最終報告、お礼状等の紹介、CD送付等)
  A検討事項
   ・平成15年度行事日程(案)
    7/5〜6 中部近畿自治体ヨット競技会(海陽YH)
           (ホストクラブ:愛知県庁)
    7/19  ファミリーディ(鬼崎)
    7/25〜27 全国自治体ヨット競技会(海陽YH)(第30回記念大会)
    8/9又は10 ヨット教室(名古屋港)
   ・新部長について  平子前部長のご紹介をお願い
   ・新旧部長引き継ぎ会の開催(日程調整)

 《ヨット部4月例会》
 開催日時:平成15年4月8日(火)
 開催場所:西庁舎11階会議室
 出席者:水野、吉岡、加藤、有馬、佐藤
 概要:主な議題は以下のとおり。
  @15年度総会について

 《総会及び新旧部長引き継ぎ会》
 開催日時:平成15年5月12日(月)
 開催場所:榮太郎栄本店
 出席者: 平子、山田、柴沼、森、水野、西田、渡辺、深谷、川浪、鈴木、吉岡、
      加藤、近藤、有馬、知田、佐藤、小島
 概要:<総会>
  @平成14年度会計報告:承認
  A平成15年度役員選出:14年度役員の内、部長以外留任
  B平成15年度活動予定:主な行事
   7月5〜6日:中部近畿自治体職員ヨット競技大会(海陽YH)
   7月19日:ファミリーディ(鬼崎フィシャリーナ)
   7月25〜27日:全国自治体職員ヨット競技大会(海陽YH)
   8月10日:ヨット教室(名古屋港)
   10月4〜5日:合宿練習(名古屋港)(久しぶりの快挙!!)
   10月24〜26日:伊勢湾クルージング(鳥羽)
   この他、名古屋港での練習、整備等が予定されています。

  *合宿練習など、久しぶりに行なうなど、意欲的な取り組みもありますので、新入
   部員勧誘など、積極的な参加をお願いします。

 <新旧部長引継ぎおよび歓送迎会>
   公私共に多忙な中、永年、ヨット部部長をお願いした平子前部長から、ごあいさ
  つがあり、平成8年からの7年間の思い出、新部長のご紹介がありました。
   次に、新部長から、記念品として恒例の木製の舵輪をお贈りしました。この舵輪
  は、造る職人さんがいなくって、なかなか手に入りにくくなりました。インテリア
  用の軽いものはあるようですが、実用に供するようなものは入手困難になった。
   山田新部長のご挨拶があり、上下水道界で、ヨットに関係している方々をご存じ
  で、新部長としてふさわしい方をお迎えすることができました。
   乾杯の後、懇親会に入り、それぞれ自己紹介やら、各職場の仕事の話等でも盛り
  上がり、盛会のうちにお開きとなった。


 【編集後記】
  前文の続きです。「鉄腕アトム」は、1951年、雑誌「少年」で連載が始まり、
 63年から初の国産テレビアニメとして登場した。あの「空を飛ぶ ラララ 星の彼
 方・・・」(作詞は何とあの谷川俊太郎)のテーマソングにのって、颯爽と現われた
 鉄腕アトムは、当時小学生だった編集者にとって、憧れのヒーローだった。それまで
 のテレビアニメは「ポパイ」などアメリカ製であった。その後、「鉄人28号」、「
 狼少年ケン」等などで、日本製TVアニメの高度成長期に入った。
  「鉄腕アトム」で描かれた21世紀は科学技術がすばらしく進歩し、夢のようなこ
 とが実現されていたし、アトムがいつも宇宙の外敵から地球の平和を守ってくれた。
  しかし、我々は20世紀に生まれ、21世紀に生きているが、科学技術の進歩が人
 類の幸福に必ずしも結びついていないし、宇宙の外敵どころか、人間同士の戦いや、
 地球環境を人類自らが破壊している事態となっている。
  20世紀を「戦争の世紀」、「石油の世紀」などと表現し、それに対し21世紀を
 「環境の世紀」、「水の世紀」等とするようである。
  もうひとつ20世紀にのそれに付け加えるなら「スピードの世紀」とも言えるので
 はないか? あらゆるもののスピードを上げることを競い合った世紀、つまり生産、
 移動手段、情報伝達、サービスなど、あらゆるもののスピードアップが絶対的な命題
 だったような気がする。

  ファースト・フードのように、待たせず、すぐに目の前に出され、そのままさっと
 食べれて、後片付けもポイっと終わる。
  その反省からか、イタリア等から、「手間暇かけて料理を作り、ゆっくり食べて楽
 しもう」と、「スローフード」の考えが広まって
 いる。さらに、生活全般にわたる「スローライフ」というライフスタイルも提唱され
 ている。
  何せ、イタリア人の人生観を表す言葉は『マンジャーレ(食べて)、カンターレ(
 歌って)、アモーレ(恋をして)』だそうだから、「なるほど」とうなずける。国民
 一人当たりのGNPは日本の約半分なのに、イタリアの方が豊かな生活をしているの
 ではという。もちろんこれには裏があるようで、GNPに計上されない、つまり、表
 にでないように裏取引や、アルバイトなどのサイドビジネス(犯罪行為ではなく)が
 盛んであるという説もある。

  いずれにしても、ヨットは風まかせの、まさにスローライフの典型かもしれない。
 それでも、20世紀はヨットのスピードを上げることに血眼になっていた。100年
 以上の歴史があるアメリカズカップ・レースはその典型で、国の威信をかけ、財力と
 知力を結集して戦ってきた。しかし、大型コンピュータを駆使し、速いレース艇を造
 ることはできても、必ずしも優勝できないところが、このヨットレースである。今回
 そのレースで、海の無い国スイスのチームが優勝したことは、21世紀の新しいヨッ
 トレースの予兆かも知れない。 さて、我がヨット部も新部長を迎え、創部31年目
 に入り、スローなヨットライフ(レースは別にして)を実践しようか、と思うのは私
 一人かな。
  また、いつものように編集後記が長くなってしまいました。(YK)