名古屋市役所ヨット部15周年記念誌:
『SAIL ON U』<'87/12発刊>より
☆ ヨット部入部
正月休み明けに精一杯のブリッコをして(ヨット部の人は皆カッコイイに違いない!という先入観から後のことも考えて)電話したのが森信和氏。電話の声は渋くてやさしくてステキなのでその場で入部を決定!
ちなみにこの時森氏は「女子部員はいっぱいいるから心配なく」と優しい声でうそを言いました。
うそつき野郎の面々(内,正直者一人)
☆ ヨット部初登場のとき
寒い北風の中、ハーバーまで。
ハーバー入り口にて艇の整備をするオジ様達数名(指定された場所と同じ所で・・・)。我が目を疑いながら声をかけてみると、うそのような話しでヨット部との遭遇!
寒さとたたかいながら「これは夢だ」と現実をうち消しつつ、ヨット部のステキな人は今日は来ていないのだと自分を無理やり納得させました。
(この時まだ幸いなことに森氏は姿を見せていませんでした.)
☆ 初めてヨットに乗ってみて・・・
初めてヨットに乗った日は、まだまだ充分寒い4月頃。
何とも言えない寒さの中、一緒に乗ったのは前キャプテンの長谷川氏と現キャプテンの堀田氏。バカに明るい人とイヤに暗い人との組み合わせはなかなかおもしろく、”ヨット部の人はどこか普通と違う”と再認識。
☆ 初めての沈
初めてのチンは、二度めにヨットに乗った5月の頃。
(この時も皆は「堀江さんなら大丈夫」とニコヤカに送り出してくれました.)
しばらく楽しんだあと大島の横で沈! 落ちてみて気がつくと堀江氏とヨットは少し向こうに・・・
やさしい堀江氏、「オレの足につかまれ」と私のために一生懸命に足をのばしてくれました。
☆ 一人で沈
ヨット教室の時、一人でレーザーに乗りハリキリすぎて沈!
「助けを求めるまでほっておけ」という柴沼氏の力強い指示のおかげでレスキューの見守る中、死ぬ思いの沈おこし。
やっと艇はおきても力つきてよじのぼれず・・・
後日、私のために"はしご"が水野氏により作られました。以後使われたことのないこのはしごは、今でも艇庫に保管されております。
☆ 参考までに、トラブル時の名言
- * 私だけが落水したとき
- 「こら!沈するからシートをはなせ」(森国氏)
おかげで沈はしませんでした。でも、シートを離した時の私の不安は少しも心配してもらえず・・・
- * サイドステイのトラブルでマストが海上で倒れたとき
- 「大丈夫!このまま手で持って支えて帰る」(吉岡氏)
うそです。このすぐあとにマストは倒れて海に浮きました。でも、自分の力を信じられるってスバラシイ!
- * 木艇を沈させて水船になったとき
- 「がんばれ!あとで、すぐに来る」(堀田氏)
これもうそです。勇気づけてくれましたが、心細く待つ私たちに応援はありませんでした。
- だまされ、だまされてここまできました。
でも、やっぱり続けてこられたのは、このうそのおかげだったと思っています。
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Fig.妄言を吐いた直後のK子チャン
- 小生は根が真っ正直な堅気の公務員なので,圭子チャンをだましたことなど一度もありません.
が,冗談のような圭子チャンの迷言を今でも良く憶えています.
- '83/08/27−創部10周年パーティの時のこと,
遅れて出席の市長挨拶の後,飲み食いに忙しい小生に,「アノおじいさんダレ〜ヨット部の功労者?知ってる〜?」と尋ねてきたのです.
食べていたものをグッと飲み込み,「アノナァ,ちゃんと紹介あったヤロ.だっけどヨ〜,いくら一緒に仕事したことない言っても自分トコの社長の顔くらい知っとけヨ」,「エッ,アレって本山さん!」,「新聞とかテレビで見たことくらいあるヤロ,過疎の村のソンチョ〜さんとは格が違うデ」
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学者出身の本山市長はヨット部の活動に協力的でした.
で,市長引退後にお世話になったお礼と慰労の意味で,クラブでもってご夫妻をデイ・クルージング(昼間日帰りのヨット遊び)にご招待いたしました.
圭子チャンの"ヨット部の功労者"の言も当たってはいます.アノおじいさんは余計ですけどネ.
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- Fig.ヨット部より本山社長へ"舵輪"プレゼント
(2) 小生:「どこのおじいさん?だってヨゥ」
(1) 西田氏:「エッ!だれが?」
(3) "我,関せず"を装う圭子チャン
(4) ハシを手離すことのないバカ明・照夫クン
ネ明はまぁ聞くけどバカ明はちと言い過ぎでは・・・
この15年後,ご夫妻揃ってお元気に出席いただいた'98/02/07−25周年パーティでの本山社長ご挨拶:「あれって何というんですかネェ,あぁ舵輪ですか,あれ,今も我が家の玄関に飾ってあります.」
贈呈を忘れてしまっている,あるいは知らない者ばかりとなった当部にとって嬉しい限りのお言葉でありました.
なお,このパーティではそそうがあってはならじと,受付嬢には「あのジッさま,ウチの部が世話になった元市長だでヨゥ.ただのジイバアとはちゃうゾ」と,一応注意しときました.
当世のギャルにとっては尾張のご隠居もそこらへんのもうろくジィと一緒なのかもしれませんが.
「控えおろう,このお方をなんと心得ぉる,えぇい,頭が高い・・・」
Fig.いちんち中よぅ遊んだナ〜帰ろぅか〜
(顔?イェ,マァ,見えないほうが・・・)
- 夕焼け子やけの空の雲のようなうそで塗りかためられたヨット部で,だまされ続けてきた圭子チャンですが,その後一発大逆転の満塁さよならホームランをねらって大きな"だまし"の手に出ました.純真な青少年をたぶらかしてゴールインまでもっていったのです.
かくて,部内カップル第1号の誕生となりました.今では貫禄十分な二児のママゴンです.・・・「エッ!三児だって!? そりゃまた失礼しました」
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