Fig.裏返して船底整備中です.
but,働いているのは一人だけ
日商丸
"日商丸"は日商岩井ヨット部が廃艇にするところを譲り受けたスナイプです.(まさに粗大ゴミを拾ってきたような.しかし,羽振りのいい商社のクラブではゴミ扱いでも我が部にとってはまだまだ・・・)
修理,改造と手を入れ,デッキはベニヤのニス塗り仕上げで,ハル(艇体)を赤く塗ったので"アカ艇"とも呼ばれていました.
小生の愛用艇としてかなりコキ使ったのですが,アカ艇の名が良くなかったのかセンターケース取り付け部分の腐食によるアカ(船底に溜まる水)漏れが激しく修理不能となって,3シーズンという短いおつき合いで断腸の思いの解体となりました.
木造なのでチェーンソーで適当に切断して焼却,ということになるのですが,この解体作業の時はテニスの都合で立ち会えず・・・
我が部では短い余生の日商丸でしたが,死に目に会えなかったことを残念に思い,今でも森信氏をさか恨みしています.
---「解体は自分のいる時に」と頼んどいたやろ,クソッ!
- シャチ 【SailNo.15850】
もう1杯の愛艇も木造スナイプ"シャチ"です.
艇名は安易ではありますが,"尾張名古屋は金のシャチ"に由来します.
'74年,アイシン精機ヨット部から10万円で購入.
生年不明---セール番号から岐阜国体前後で30才ちょっと.
'94年に我が部の基地を蒲郡から名古屋港へ移す際に,このシャチは廃艇,解体という話が浮上しました.
「廃棄処分にする?なんでヤ,メンテが面倒?じゃまになる?フザケンナ,かつての愛艇を,そう簡単に八つ裂きにされてたまるか,たたるド!」と抵抗したのですが,若手の結束した理不尽な主張に押し切られてしまったので,「ヨ〜シ,月千円の艇置き料くらいオレらで持つワイ」*となって水野・川浪所有艇ということで生き残っています.
しかし,降ろすのに8人くらいの頭数が必要となるところに祭り上げられたため,この2年間一度も海に浮かんでいません.
部内には「シャチはこのまま朽ち果てる運命では?」の声もありますが・・・
- な〜に,あと20年もしたら木造スナイプも骨董的価値がでてくるし,毎週日曜日名古屋港でジジイ二人がヨットに乗ってるって評判になってるヨ.
- ところで,愚妻はこの艇をなぜか"ムサシ"という名前で憶えてしまい,愚息もそう呼ぶので我が家では"ムサシ"のほうが通りが良くなっています.
(勝手に名前変えよって,船の名前と言ったらヤマトとムサシしか考えつかんのかぃな ---とても昭和30年代の生まれとは思えんナァ)
- * 一旦,「廃艇もやむをえず」と了承したのですが,小生の知らない間に相談もなく水野氏が宣言してしまいました.後で電話で「こうしたから」と言われては「ウン,わかった」としか・・・
記:Dec.-1996 