
蒲郡ヨットハーバー(県営三谷ハーバー)のクルーザー専用化に伴い,蒲郡Y.H.から名古屋港Y.H.へクラブのディンギーを移転するということで運転手を頼まれ「ウン,行ってもえぇヨ」と答えていたのですが,9月25日移転,ということになりました.
しかし,ここは動揺を見せると敏クンに不安をあたえるだけなので,助手席で後ろの荷台を振り向きながら「ヘ〜思ったよりおっきいな〜」と,無邪気に感心する敏クンに「ウン,大きさは大トラとそう変わらんからネ.チョット練習してみる?」と,平然と答え平静を装う.
途中は話のネタになるようなことはな〜んにもなく,予定時刻どおり目的地の蒲郡ヨットハーバーに無事到着と思いきや,事件はハーバー入り口で起こりました.
◎ 事故発生
「方向転換して入れますか」と言う敏クンに「いや,いけるやろ」と答え,道路右側の二段に積んだ大きなプラスチックケース(1.5x1x1mくらい.当然のことながら,その時は中身なんて知る訳ないし,気にもしてなかった)をぎりぎりにかすめ大回りで入ろうとしたのですが,荷台の後ろかどでその上段のケース(というよりもタンク)を引っかけてしまいました.---ド〜ン! 「ン?なんだ?」(そのタンクが地面に落ちた音でした)
敏クンの進言を受け入れていれば何の問題もなかっただろうし,そのままいくにしても敏クンを降ろして誘導させるべきでした.
ところで,レンタカー屋と警察に連絡に行って,しばらくして浮かない顔をして戻って来た敏クンに「ナンテッタ?」とたずねると,「車屋はそんな事故,聞いた事ないから保険についてはわかりませんと言うし,警察はこちらへ来てくれと言った.」.「なんで現場来んのや,パトカーないんか?」,「さぁ〜」.
で,蒲郡警察署へ出向くことに・・・・
◎ 警察署へ
小生の「蒲郡警察は新しい建物やったかナ〜」とか,「どの辺やった?」という問いかけに,敏クンは生返事をしつつ,レンタカー屋でもらった書類を読みながら「対物免責分の5万円はどうなるのかな」とボソボソ.
「保険,全部入っとんやろ」と尋ねても,「ハァ〜,だけど払った金額から計算すると免責特約の1000円は入ってないような〜」.「マァ,それは名古屋に帰ってレンタカー屋に確かめてからのことや」と言っても,「電話で申し込む時,全部と言ったんだけど・・・」.
あげくの果てに「もし,保険がおりずに示談ということになったらクラブ存続の危機ダ〜」
で,「アレッこれや!」と,蒲郡警察署の前を通り過ぎてしまいました.---車は急に停まれない.
本来の目的の名古屋港ハーバーへのヨット陸送作戦は,
「大あん巻きの藤田屋で休憩しようゼ」という話しになっていたのですが,起こすのがかわいそうになるほど気持ち良さそうに寝てるし(参ったナ〜,怒るより笑えてくるデ,肥るド,キミは,もっと),ロープ点検もそうそう何度も必要なかろうと判断してそのまま突っ走りました.が,後ろについていた車は「アレッ何で!?」
荷台かどがちょっと接触したくらいで1トンを軽く超えるタンクがひっくり返ったのは,よっぽど接触のポイントが良かった(悪過ぎた?)のでしょう.しかし,業者の言う「数百万円単位の損害にもかかわらず,車が無傷ということはにわかに信じ難い」ということも,もっともと思われました.
が,この問題はこちらの言い分と相手の回答を求める文書の"ファックス,イッパ〜ツ"でスンナリ片がつきました.
レンタカー会社からの返答は電話ですぐにありました.
「保険担当の者と車のキズを再確認してきました.確かにないですネェ.で,これでは請求のしようがないという事になりました」,そして最後に「また,よろしくお願いします」.(ウソツケ〜本心ではもう貸したぁないと思っとるヤロ)
● エピローグ(後日談)
この年の忘年会は,ヨット運搬作戦の参加者を中心に「あんなこともあるんやナ〜」,「ゥン,魚の臭さ*には閉口したデ」と"魚ぶちまけ事件"の話題で盛り上がりました.