ヨットと聞くとほとんどの方が,写真やTV等で見る"フルセールのクルーザー,順風での帆走*"をイメージされるようで,世間一般的には"金も暇もあるぉ方の優雅なぉ道楽"と受け取られているようでありますが・・・
* 大自然が相手の遊びですから当然のごとくこういう時ばかりとはまいりません.
 ほとんど風のないクソ暑い真夏の海を機走でトロトロ,ノタノタ,反対に強風で大きくヒールするデッキ上でびしょ濡れになって,"ど〜してこんな思いしてまで遊ばないかんのやろぅ"というような辛い目にあうことだってあります.
 それに波しぶきで濡れたままビュンビュン風を受けてると夏でも寒くてたまらんということになるし,一天にわかにかき曇りスコールのような雨で回りが何も見えなくなったなんてことも.(そんな時マストに雷落ちたら・・・どないなるやろぅ)



 多くの方にとってディンギーと違ってクルーザーの所有ということが,ローン返済とか子供の教育費等で青息吐息のはずの所帯持ち中年公務員とは結びつきにくいようです.
 で,ヨット関係以外の友人,知人から「こづかいどうしてる?」,「同じ役所勤めの身と思えんなぁ」,さらには「本業の他に収入あるん?」等々,当方の懐具合を気にしてくれるような質問から,「ぉカアちゃん,よく何も言わないなぁ」と家庭不和のご心配まで・・・
 あるわけにゃぁヨ,副収入なんて.堅気の公務員なんやから,一応.
 ぉカアちゃん?そりゃぁブツクサ言いますヨ,人後に落ちない安月給ですから,家計は楽なはずありません. けど拝み倒すか無視するだけデス
 他は何でもいいからおだて上げるということくらいですかネェ.説得〜?そんな面倒な,女が感情的になるとこちらの言うことなんかかけらも聞いてくれません.

 しかし金銭的には,このサイフを握るワイフの合意取り付けに手こずるくらいのもので,全経費頭割りの共有*1ですからなんとかなります.
 と,言うよりヨットは発着艇や帆走時のセール操作等,また管理・整備にもかなりの人手を必要*2とするので,それなりの仲間がいないと趣味として続けることは困難です.

 したがって実際には,購入資金や維持費金銭的負担はそれほどの問題ではなく,それよりもヨットに関する知識・技量とともに労力提供を可とする時間的余裕をも有する仲間の存在がはるかに大きな必要条件で,それだけの頭数が得られるかということが最重要課題となります.

 さらにそのグループが長続きするためには仲間内のまとまり−団結心が不可欠ですが,幸いにも美州グループの場合は進水から現在までのここ十年間うまくいっています.
(これから先十年,二十年?サァ〜どうなんでしょうねぇ・・・)

*1 「七人もの共有では自由に使えないのでは?」とのお尋ねも・・・
 いぇ,そういうことはまずありません.逆に維持管理の手間を考えるともう少し頭数が多くても良かったのでは感じることが度々.
*2 自動操縦の装置を備えて単独での操船を可能とする,あるいは動かすための乗組員,管理・整備も金に糸目をつけず業者に全て任せるという方法も考えられます.しかし,それではヨットの楽しみ方としてはちょっとばかし味気ないような・・・
 味があっても我々には無理です,当然のことながら.




"今日も一日中よぅ遊んだナ〜" で,後始末中.Aug.1999

海上同窓会』−ォジンもォバンも昔に戻り,○○チャン○○クンと呼び合って.Oct.1999
「美州で同窓会やりたいんだけどさ〜来ん?」 「よそモンが入ったってナ〜」
「みんなヨット初めてやから美州を動かす人間が要るんョ」 「あぁ,そぅやネ〜」
で,小生も一日同窓生となって「ケンちゃん,ケンちゃん」と呼ばれ・・・ 

ガキども船酔いでダウン,オジサンたちアルコール酔いで元気いっぱい.Jul.2000